韓国最大野党“共に民主党”の朴志ヒョン前非常対策委員長(画像提供:wowkorea)
韓国最大野党“共に民主党”の朴志ヒョン前非常対策委員長(画像提供:wowkorea)
韓国最大野党“共に民主党”(民主党)のパク・チヒョン(朴志ヒョン)前非常対策委員長は31日、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領とイ・ジェミョン(李在明)民主党代表に対して「できるかぎり早く会って政争の終息を宣言し、(ソウルのハロウィン圧死惨事で)国民の生命を守ることができなかったことに対し共に謝罪せよ」と求めた。

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パク前委員長はこの日の午前SNSを通じて「責任を負う姿勢で対策を立て、政治の役割を果たせ。与野党が共同で真相究明を徹底し、責任者はその地位を問わず処罰されなければならない。これこそが、あわただしい世の中を去った犠牲者と遺族を本当の意味で哀悼する道だ」と伝えた。

パク前委員長は「かつて民主党で非常対策委員長を務めた政治家として、まず私が心から謝罪する」とし「政治が間違っている。政争により国をこのようにし、青年たちを死に至らしめた」とつづった。

つづけて「反省も謝罪もなく、国民的な衝撃と哀悼を理由に責任から逃れてはならない。政治家は国民の生命と安全に対し、かぎりない責任がある」とし「国民の死に対して謝罪し、哀悼とともに真相究明と責任者の処罰に乗り出さなければならない。それが、政治家が国民の死に対し本当の意味で哀悼する方法だ」と強調した。

また、尹大統領が国家の哀悼期間を宣言したことについて「責任者の処罰も、真相究明もない哀悼が可能なのか問いたい」とし「事件の原因や責任も明らかになっていないのに『警察でも解決できる状況ではなかった』というたわ言が哀悼なのか。哀悼を理由に責任を免れようとしてはならない」として、30日のイ・サンミン(李祥敏)行政安全相の発言について鋭く批判した。

つづけて、2014年のセウォル号惨事について言及し「当時の野党はパク・クネ(朴槿恵)大統領(当時)の攻撃だけに焦点を合わせ、与党は真相究明を妨害することに忙しかった。政争が真実を曇らせ責任者を隠した」とし「史上まれにみる惨事に安全システムの総体的な不十分さが表れたが、根本的な対策はなく8年がすぎた。また同じような過ちが繰り返されることは、絶対に防がなければならない」と訴えた。

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