2021年1月、朝鮮労働党大会を記念する軍事パレードに登場した改良型の短距離弾道ミサイル(資料写真)=(聯合ニュース)
2021年1月、朝鮮労働党大会を記念する軍事パレードに登場した改良型の短距離弾道ミサイル(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国軍の合同参謀本部によると、北朝鮮は1日、朝鮮半島東の東海上に未詳の弾道ミサイルを発射した。 韓国の軍当局は飛行距離や高度を分析している。 北朝鮮はこの1週間に4回弾道ミサイルを発射したことになる。先月25日に地対地短距離弾道ミサイル(SRBM)1発を発射。28日と29日にもそれぞれSRBM2発を発射している。 北朝鮮の弾道ミサイル発射は今年に入り20回目。巡航ミサイルは2回発射している。5月に韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権が発足してから8回目のミサイル発射となる。 北朝鮮は韓米日が前日に東海で実施した対潜水艦戦を想定した共同訓練に反発し、武力誇示に踏み切ったとみられる。韓米日が同訓練を実施するのは約5年ぶりだった。 訓練では米海軍の原子力潜水艦を、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載する北朝鮮の潜水艦と仮定。これを探索・追跡することで、情報共有や運用性などを確認した。 訓練には米国から原子力空母「ロナルド・レーガン」(10万3000トン)などが参加した。「ロナルド・レーガン」は先月26~29日に東海で実施された韓米演習にも参加した。
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