国防部は「今回の訓練は、北の核・ミサイル対応に向けた韓米日の軍事協力を2017年以前の水準に戻すという国防部の措置の一環で、特に潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射能力を備えた北の潜水艦を探索、識別、追跡する能力の向上を図るもの」と説明した。訓練を実施する海域は、北朝鮮のSLBMの性能と潜水艦の活動予想海域を考慮し、朝鮮半島東側の東海の公海を選定したという。
国防部は「対潜水艦戦訓練は相当な水準のセキュリティーが必要な訓練であることから、事前にメディアの協力を求め発表時期を調整したが、一部の内容が28日に個人のSNSを通じて公開された点は非常に遺憾」と言及した。韓米日は緊密な連携を通じて必要なセキュリティー措置をさらに講じ、訓練を実施すると説明した。
国会国防委員会所属の安圭伯(アン・ギュベク)議員(最大野党「共に民主党」)は前日に自身のフェイスブックに、韓米日が30日に東海で合同訓練を実施すると投稿。「独島からわずか150キロほどのところ」で行うと言及した。
韓米日は2017年4月、韓国南部・済州島の南、日本との中間にあたる公海で対潜水艦戦訓練を実施している。
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