ドイツはロシア発のエネルギー問題により、結局「原発稼働の延長」に乗り出した(画像提供:wowkorea)
ドイツはロシア発のエネルギー問題により、結局「原発稼働の延長」に乗り出した(画像提供:wowkorea)
「脱原発」政策において世界的なリーダーと呼ばれてきたドイツは、ロシア発のエネルギー問題により結局「原発稼働の延長」に乗り出した。

27日(現地時間)ドイツ通信社(DPA)などによると、ドイツのロベルト・ハーベック副首相兼経済・気候保護相はこの日「現在の状況では、予備電力源の投入が必要だとみている」と「予備電力源であるドイツ南部地域の原子力発電所“イザール2”とネッカーヴェストハイムの原発2か所は、年末まで稼働を延長しなければならない」と語った。

ハーベック副首相は「フランスのデータは『予備電力源が必要だ』ということを示唆している」としてフランスが原発を大挙補修するなど、電力供給不足の状況を原発稼働延長決定の背景としてあげた。「冬を目前に、状況がより悪化した」という説明である。

最終決定はイザール2原発の場合12月いっぱい、ネッカーヴェストハイムの原発は来年初めまでに下さなければならない。これらの原発は、最長で来年4月まで稼働が延長されることになる。

ただハーベック副首相は、今回の稼働延長は原則的な稼働延長ではなく、「脱原発」は維持されるという点を明確に伝え「原子力は高危険技術だという事実には変わりがない」とし「新たな燃料棒は活用しない」と伝えた。

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