全羅北道群山市内の道路で、水没した車両の中に取り残された人がいないか確認する消防当局の関係者(全羅北道消防本部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
全羅北道群山市内の道路で、水没した車両の中に取り残された人がいないか確認する消防当局の関係者(全羅北道消防本部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央災難(災害)安全対策本部によると、8日から首都圏(ソウル市、仁川市、京畿道)などで降った記録的な大雨により、11日午後6時の時点で12人が死亡(ソウル市7人、京畿道3人、江原道2人)、7人が行方不明(ソウル市2人、京畿道3人、江原道2人)となっている。 被災者は1456人に増え、4507人が一時避難しており、ソウル市、仁川市、京畿道、江原道、忠清北道、忠清南道の6市道で約6000人が避難生活を送っている。 住宅や店舗の浸水は3796棟で、このうちソウル市が3453棟となっている。 農耕地の冠水は551.1ヘクタールに拡大した。また京畿道と忠清南道を中心に、8万6552頭の家畜が死ぬ被害が出た。 擁壁の崩壊11件、土砂崩れ40件などの被害も出ている。 また、ソウル市と京畿道の17カ所で線路が冠水し、堤防決壊が10件、斜面崩落が58件の被害が15件、それぞれ報告された。文化財の被害は48件確認されている。また軍事施設32件、学校施設126件に被害が出た。 大雨の影響で1万7127世帯が停電したが、大部分が復旧した。
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