李在明、共に民主党議員(画像提供:wowkorea)
李在明、共に民主党議員(画像提供:wowkorea)
キム・ギヒョン国民の力(与党)議員は10日、共に民主党(野党)の‘党憲改正’物議について「誰が見てもイ・ジェミョン(李在明)議員による、李在明議員のための姑息(こそく)な党憲改正に違いない」と批判した。

キム議員はこの日、自身のフェイスブックで「『党役員が不正疑惑で起訴された時、職務を停止』するようにした現行の共に民主党の党憲法を改正しようという『改革の娘』たちの請願に李在明議員が本性を現した」と指摘した。次期与党の党代表候補に挙げられるキム議員が李在明議員を狙って攻勢の水位を高めている。

共に民主党は最近、党憲80条を改正すべきだという党内の請願が上がってきて、様々な声が上がっている。党憲80条は‘党役員起訴時職務停止’を規定している。

党憲改正物議が強まると、李議員は前日午前にCBSラジオの番組に出演し「検察権乱用がありうる状態で、起訴だけで党職を停止するのは適切ではない」と述べながらも「既に党員たちの党憲改正運動ができる前に党大会準備委員会と非常対策委員会で推進した」と釈明した。党憲改正には賛成の立場を明らかにしながらも‘私党化’物議を払拭(ふっしょく)させようとする趣旨だった。

キム議員は李議員の釈明について「李議員1人のために野党第一党の党憲まで変える、まさに『為人説法』が行われている」と反論した。続いて「『私は後ろめたい人』と自認するのだから間違いない。そうでなければ、あえて党憲改正に乗り出す理由がないではないか」と反問した。

キム議員は「大統領選挙に落選すると自粛どころか、ただちに当選が保障された地方区を譲り受ける姑息な手まで動員して国会議員になり、それでも恐ろしいのか党代表にまでなろうとしている。もっとも李在明候補が大統領選挙で負ければ監獄に行きそうだと予言した時、既に自身の罪が非常に大きく重いという事実を自認しているように見えた」と述べた。

キム議員は李議員に対し「これ以上の特権を捨て、ただちに捜査を受けると宣言することが国民に対する道理ではないかと思う」と付け加えた。

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