韓国与党“国民の力”のナ・ギョンウォン(羅卿瑗)元院内代表(画像提供:wowkorea)
韓国与党“国民の力”のナ・ギョンウォン(羅卿瑗)元院内代表(画像提供:wowkorea)
韓国与党“国民の力”のナ・ギョンウォン(羅卿瑗)元院内代表は10日「(党代表への挑戦を)今から考えていこうと思う。政治家はいつでも準備ができているというものだ」と語った。

ナ元院内代表はこの日、韓国のラジオ番組に出演し「そのポストが求められるのなら、そのポストに私がふさわしいのなら(挑戦する)」と語った。

ナ元院内代表は、党の失点の理由として “イ・ジュンソク(李俊錫)代表”をあげ「大統領選の過程からイ代表は2度も “家出”をし、地方選挙を控える中いわゆる組織委員長という院外委員長を新たに任命したり、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領側の核心関係者内部で対立があるとかないとかという、よくない言動がみられたのが最も大きい」と語った。

つづけて「政治の先輩としてだけでなく、人生の先輩としてお伝えしたいのは『自分の思い通りにならない時は一歩下がってみよ』ということだ」として、党員資格停止中のイ代表が党幹部による決定に対し効力停止を求める仮処分申請をしたことを遠まわしに批判した。

現在イ代表は「性的接待を受けた」という疑惑により、党員資格停止6か月の懲戒処分を受けている。

このことから“国民の力”は9日、全国の党幹部による会議を経て非常対策委員会体制へと移行し、これによりイ代表は自動的に解任されることになった。

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