中国・海南省三亜市、新型コロナ「BA.5.1.3」感染が急速に広がる…大部分が漁業関係者=中国報道(画像提供:wowkorea)
中国・海南省三亜市、新型コロナ「BA.5.1.3」感染が急速に広がる…大部分が漁業関係者=中国報道(画像提供:wowkorea)
中国の最南端に位置しリゾート地として有名な海南(かいなん)島の三亜(さんあ)市で、新型コロナウイルスの感染が急速に拡大している。

市当局の発表によると、8月1日~4日の4日間で同市において累計180人の感染者が確認されている。このうち146人が感染確定例、34人が無症状感染例となる。

三亜市では1日に最初の感染者が確認され、その後感染者の検体をゲノム解析した結果、オミクロン変異株の系統である「BA.5.1.3」だと分かった。

中国メディア「新京報」の報道によると、「BA.5.1.3」が中国国内で確認されたのは初めてだという。また、今回の1人目の感染者が漁師であり、漁業関係者の中で感染が拡大していることから、専門家らは今回の感染が「(三亜の)漁師が国外の漁師と接触する過程で流入した可能性が高い」と見ている。

市当局は漁業関係者に対し防疫対策を強化し、PCRスクリーニング検査などを実施している。
Copyrights(C)wowkorea.jp 105