日米韓外相、G20会合期間に「3カ国外相会談」開催の方向で検討…主要議題は「北核問題」(画像提供:wowkorea)
日米韓外相、G20会合期間に「3カ国外相会談」開催の方向で検討…主要議題は「北核問題」(画像提供:wowkorea)
7日と8日、インドネシア・バリ島で開かれる主要20カ国(G20)外相会合の期間に日米韓3カ国の外相による会談を行う方向で調整されていることがわかった。会談が実現すれば、パク・ジン外交部(外務省に相当)の就任後、3カ国の外相が初めて顔を合わせる場となる。

 また、パク長官はG20で王毅(おうき)外相との2者会談も調整中と伝えられた。ユン・ソギョル(尹錫悦)政権の外交戦略が本格的に試験台に上げられるとみられる。

 6日、外交界によると、パク長官はアントニー・ブリンケン米国国務長官、林芳正外務長官はG20外相会合の期間に3カ国外相会談を開く方向で調整が進められているという。

 先月29日、スペイン・マドリードで開かれるNATO(北大西洋条約機構)首脳会談を契機に日米韓3カ国の首脳会談が開かれただけに、3カ国首脳会談は首脳間の合意事項を再確認する意味があると予想される。

 これに先立ち、3カ国首脳会談では北朝鮮問題が主要議題としてあげられた。当時、尹大統領は冒頭の発言で「北朝鮮の核ミサイル脅威が高度化され、国際情勢の不安要素が大きくなっている状況で、日米韓の協力の重要性がより大きくなった」と強調していた。

 一方、読売新聞は日韓での個別の外相会談は見送られる方向で調整されていると報道。代わりに日韓の間で「非公式会談」が行われる可能性が高いと伝えた。

 先月、NATO首脳会議でも尹大統領と岸田首脳による日韓首脳会談が不発に終わった。来る10日の衆議院選挙を前に敏感な状況は避けたいという岸田首脳の思惑が反映されたのではないかと韓国メディア「イーデイリー」は伝えている。

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