小学生が？けんかをとめる教師を「凶器」で脅す＝韓国

韓国キョンギド（京畿道）のある小学生が校内で友達とけんかになった際、これをとめようとした担任教師を凶器で脅かす事件が発生した。

4日、京畿教師労組によると、京畿道スウォン（水原）市のある小学校6年生Aくんは、先月（6月）30日、担任教師を凶器で脅した。

当時Aくんは、同級生と学校の廊下でけんかになり、これを見た担任B教師（女）は、研究室にAくんを呼び、言い聞かせた。

しかし興奮が収まらなかったAくんは、研究室の引き出しにあった凶器を取り出し、B教師を脅した。

他の教師Cさんが、Aくんを隣の会議室に連れて行って落ち着かせたが、Aくんは会議室でもガラスを手で叩き壊した。

B教師とC教師は、京畿教師労組に支援を要請し、学校側にも教権侵害の事実を知らせた。

Aくんに凶器で脅かされたB教師は、事件翌日から休暇をとっている状態だ。

Aくんは最近この学校に転校してきたと伝えられ、学校側は来る6日、教権保護委員会を開くことにした。

もし教権侵害事実が認められる場合、Aくんは強制転校、学級交替、出席停止、特別教育履修などの処分を受けることになる。