中国本土、新型コロナ新規感染者「39人」…上海市は“ゼロ”続く＝中国報道

中国・国家衛生健康委員会の発表によると、6月29日の一日で、中国本土において新たに39人の新型コロナウイルス国内感染者が確認された。そのうち感染確定例が8例、無症状感染例が31例であった。

中国本土での感染確定例8例は、3つの省市区＜江蘇（こうそ）省5例、広東省2例、北京1例＞に及んでいる。

同日、新たな死亡例は確認されなかった。中国本土での現在の感染確定者数は432例となった。そのうち1例が重症患者である。

また、その他31例の無症状感染例は4つの省市に波及した。内訳は、安徽（あんき）省13例、江蘇省9例、遼寧（りょうねい）省7例、広東省2例となる。

現在、医学観察が行われている無症状感染者は365人である。

中国本土の感染状況は全国的に沈静化傾向にある中、安徽省では感染者が微増している。6月26日に最初の感染者が見つかって以降、29日までに累計32例の感染者が確認されている。いずれも無症状感染例であった。

安徽省で確認された今回の感染は、隣接する江蘇省にも波及している。