「釜山万博誘致を支持してほしい」…尹大統領がNATOで誘致活動(画像提供:wowkorea)
「釜山万博誘致を支持してほしい」…尹大統領がNATOで誘致活動(画像提供:wowkorea)
韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は多者外交の舞台である北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を活用し、2030年プサン(釜山)万博の誘致のため総力戦を繰り広げている。各国首脳との会談で釜山万博誘致への支持を要請している。大統領室および政府関係者らも誘致活動に専念し釜山万博の開催に向け尽力しているようだ。

尹大統領は28日(現地時間)スペインで豪州のアルバニージ首相と会談を行った。これはスペインを訪問した尹大統領の初めての公式日程だった。尹大統領はアルバニージ首相と会った席で2030年釜山万博の誘致に豪州が協力することを要請した。尹大統領の要請にアルバニージ首相は「適切に考慮する」と答えた。

尹大統領の誘致活動は続いた。翌日29日に行われたフランスのマクロン大統領との会談でも釜山万博を話題に挙げた。尹大統領はマクロン大統領に釜山万博誘致への支持を訴え、マクロン大統領は適切に検討したいと答えた。

政府レベルでも釜山万博の誘致のため百方に飛び回っている。ハン・ドクス(韓悳洙)首相は28日にセジョン(世宗)市の首相公館で行われた就任1か月の記念記者団との夕食懇談会で、汎政府レベルの釜山万博誘致委員会を発足させる計画を発表した。

釜山万博の誘致業務を担当している大統領室のチャン・ソンミン政策調整企画官は、27日からポルトガルで開かれている「第2次国連海洋カンファレンス」に出席し、万博誘致戦を繰り広げている。カンファレンスは来月1日まで行われる。国連加盟国193国と国際機関・国際非政府組織(NGO)などから高位級の要人らが参加する席であるため、万博誘致に大きな役割を果たすものとみられる。
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