李明博元大統領、刑執行停止可否きょう決定＝韓国

賄賂（わいろ）や横領などの容疑で懲役17年刑が確定し、服役中のイ・ミョンバク（李明博）元大統領に対する刑執行停止の可否が28日、決定される。

　法曹界によるとスウォン（水原）地検は同日午後2時、刑執行停止審議委員会を開き、李元大統領に対する刑執行停止申請の件を審議する。

　刑執行停止審議委員会委員長は次長検事が務め、外部委員は学界・法曹界・医療界・市民団体の関係者など5～10人で構成され、刑執行停止期間も一緒に議論される見通しだ。

　最終決定権限を持つホン・スンウク水原地検長が審議委員会の議論結果を基に、同日中に刑執行停止の可否を決定する予定だ。

　審議委員会が李元大統領に対する刑執行停止の可否を議決すれば、ホン・スンウク水原地検長が最終的に決定する。その後、水原地検傘下の支庁のうち、アニャン（安養）刑務所所在地域を管轄する安養支庁に結果を通知した後、これを李元大統領側に伝えることになる。

　なお、李元大統領は健康問題で先週からソウル大学病院に入院中だという。