バイデン「油類税の一時免除検討、週末までに決定」

米国のバイデン大統領が高騰するガソリン価格と関連し、一時的な油類税賦課の中止を検討中だと20日（現地時間）述べた。

　ロイター通信によると、この日バイデン大統領は個人の別荘があるデラウェア州レホボスビーチで取材陣と会い「今週末までに決定を下したい」とし、このように話した。 彼はまた解決方案を見つけるためにエネルギー企業に対し「彼ら(エネルギー企業)がなぜより多くの原油を精製しないのかに対する説明を望む」と話した。

　油類税の一時免除は、バイデン政府がインフレと国際原油価格の急騰を統制するために検討している選択肢の一つだ。前日、それぞれ放送に出演したイエレン財務長官とグランホームエネルギー部長官は、物価安定のための油類税一時免除に言及した。

　米国は約40年ぶりに最悪のインフレを経験している。特にガソリン価格は史上最高値水準に急騰し、食料品価格の引き上げとともに米国経済を圧迫している。中間選挙を控えたバイデン大統領にとって政治的負担でもある。