韓国空軍作戦司令部の航空宇宙作戦本部(KAOC)を訪れた尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領(中央左)とバイデン米大統領(同右)=22日、平沢(聯合ニュース)
韓国空軍作戦司令部の航空宇宙作戦本部(KAOC)を訪れた尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領(中央左)とバイデン米大統領(同右)=22日、平沢(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国軍当局は23日、韓米首脳会談(21日)での合意を受けた措置として、米国の戦力資産(兵器)の展開に関して具体的な議論を行うためのチャンネル構築に乗り出すと伝えた。 国防部の関係者はこの日、韓米間の協力システムを構築して戦略資産の適時展開の問題を協議し、定例演習によって戦略資産展開の演習を強化すると説明した。 戦略資産の展開を議論するチャンネルは、今回の首脳会談で韓米両国が早期に再稼働させることで合意した拡大抑止戦略協議体(EDSCG)のほか、統合国防対話(KIDD)、定例安保協議(SCM)などになる見通しだ。 この関係者は、「韓米同盟が打ち出したさまざまな公約を実際の行動で裏付けるという点で意義がある」と評価した。 戦略資産展開演習・訓練を韓米両国のほか韓米日3カ国共同で行う方策を議論したのかとの質問には「戦略資産を展開して(実施する)韓米日軍事演習に関連して検討した内容はない」と述べた。 北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の可能性に対しては、韓米両国が緊密な協力によって対応態勢を維持していると強調した。当局は、北朝鮮がICBMをいつでも発射できる状態だと判断している。
Copyright 2022YONHAPNEWS. All rights reserved. 40