30~40代の童心を刺激、キッダルトに注力する玩具業界=韓国(画像提供:wowkorea)
30~40代の童心を刺激、キッダルトに注力する玩具業界=韓国(画像提供:wowkorea)
ソノコンやデビットトイ、レゴコリアなどが最近、子ども(キッズ)の心を持つ大人(アダルト)、いわゆる“キッダルト”向けの製品を相次ぎ販売している。

ソノコンは6月1日公開の映画「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」に登場する恐竜や主人公、乗り物などをモチーフにした計17種の動くおもちゃとフィギュアを販売した。アプリ「ジュラシックワールド・ファクト」を利用すれば、より多くの恐竜を集めたり、恐竜の習性や特徴を知ることができる。また拡張現実(AR)で、収集した恐竜を観察できる仮想体験も可能だ。

一方デビットトイでは、昨年7月に13種を販売した「スヌーピー」ブロックの販売数が、現在まで4万個以上に達している。これを受けことしはドラマ「車輪のついた家」ブロックなどを販売し、キッダルト攻略に乗り出した。

同社の関係者は「子どもから大人まで楽しめる製品の拡大、多様な業界やブランドとの協業など、当社だけの手法でキッダルト製品を増やし事業拡大を進める計画」と話した。

このほかレゴコリアは4月、映画「スターウォーズ」のオールドファンをターゲットとした新製品「レゴ・スターウォーズ・ジオラマシリーズ」を販売した。

業界の関係者は「玩具業界では今後、差別化された競争力をつけるため持続的な消費を促すアイテムが必要となる。キッダルト市場を拡大するため、業界の競争はより激しくなるだろう」と話した。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101