韓国の世論調査会社リアルメーターは23日、YTNの依頼で16～20日に全国の18歳以上の有権者2528人を対象に実施した政党支持率調査の結果、「国民の力」は前週比2.0%ポイント上昇した51.1%を記録したと明らかにした。「国民の力」の支持率が50%を超えたのは2020年2月3週目の調査以来初めてだ。
「共に民主党」も同期間0.8%ポイント上昇した38.6%を記録した。「正義党」は1.6%ポイント下落した2.7%だった。そのほかの政党は1.4%、無党派層は7.3%だった。
地域別では、「国民の力」はソウル（50.7%）とクァンジュ（光州）・チョルラ（全羅）（18.7%）、テグ（大邱）・キョンブク（慶北）（67.8%）、インチョン（仁川）・キョンギ（京畿）（49.9%）で支持率が上昇した。年齢別では70代以上（67.6%）、20代（50.2%）、30代（49.4%）で高い支持率を示した。
「共に民主党」はプサン（釜山）・ウルサン（蔚山）・キョンナム（慶南）（35.3%）、大邱・慶北（19.7%）で支持率が上昇し、年齢別では40代（51.1%）、50代（44.3%）、60代（33.8%）で支持率が高かった。
リアルメーターのペ・チョルホ首席専門委員は、「全国単位の選挙を控え、ユン・ソギョル（尹錫悦）大統領に対する（国政支持率）上昇の局面は与党である国民の力に有利に作用するものとみられる」とさらなる上昇の可能性を見通した。
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