韓国の新型コロナ新規感染者「9975人」、118日ぶり1万人以下に

韓国の新型コロナウイルス新規感染者は23日午前0時基準で9975人だった。新規感染者が1万人以下、4けた台を記録したのは1月25日の8570人以来118日ぶりのことだ。

週末の病院・医院の休診などにより総検査数が減少したことに加え、自然的な感染者の減少が影響を与えたものとみられる。疾病管理庁は現在7日間の義務隔離を維持すれば、1日平均の感染者は今月末の1万4646人から来月末には8309人に減少すると予測した。ただ、7月末からは9014人に小幅に増加すると観測した。

新型コロナウイルス感染者の7日間の隔離義務は来月20日まで延長される。きょうからは海外から国内に入国する際の入国前の新型コロナウイルス検査としてPCR検査以外に専門家用の迅速抗原検査（RAT）も認められる。

これまで海外からの入国者は入国前48時間以内に実施したPCR陰性確認書を提出しなければならなかったが、きょうからは入国24時間以内に実施したRAT陰性確認書だけでも入国が可能になる。これとともに療養病院と療養施設の対面接触面会が当面延長される。

中央防疫対策本部によると、きょう午前0時基準の新型コロナウイルス新規感染者は9975人と集計された。国内発生の感染者は9958人、海外流入の感染者は17人で、累積感染者は1796万7672人だ。

入院中の重症者は225人を記録した。死亡者は22人、累積死亡者は2万3987人（致命率0.13%）だ。