「半導体・電気自動車のバッテリーなど核心技術協力強化」=韓米首脳(画像提供:wowkorea)
「半導体・電気自動車のバッテリーなど核心技術協力強化」=韓米首脳(画像提供:wowkorea)
ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領とジョー・バイデン米大統領は、核心・新興技術を保護し、振興するための官民協力を強化することで合意した。具体的には、先端半導体、環境にやさしい電気自動車用バッテリー、人工知能、量子技術、バイオ技術、バイオ製造、自律型ロボット分野を取り上げた。

尹大統領とバイデン米大統領は21日、「米韓首脳共同声明」を通じてこのように明らかにした。両国首脳は両国の科学者、研究者、技術者らが世界で最も革新的な水準であるという認識を共有した。

さらに、これらの分野での専門人材間の人的交流についての積極的な支持を再確認した。このため、両国首脳は投資促進と研究開発の協力を通じて、核心・新興技術関連のパートナーシップを促進するために協力することで合意した。

この日、両国首脳は繁栄と共同安全保障、集団利益守護のために、経済・エネルギー安全保障協力の深化が重要であるとの認識を共有した。両国首脳はこのような構想を支援するために、米韓国家安保室に両国政府間の行政的・政策的調整のための経済安保対話を発足させることにした。

また、米韓間において国防産業分野での協力の可能性が増しているという認識のもと、国防相互調達協定の議論開始を含めて、国防部門のサプライチェーン、共同開発、製造などの分野でのパートナーシップを強化していくことで合意した。

尹大統領は首脳会談が終わった後に開かれた米韓共同記者会見で、「私とバイデン大統領は半導体・バッテリー、原子力、宇宙開発、サイバーなど新しい産業分野で実質的な協力を強化することにした」とし「国際秩序の変化に伴う市場衝撃にも米韓両国がともに積極的に対応していくことで一致した」と強調した。さらに、「その第一歩として大統領室間の『経済安保対話』を新設し、サプライチェーンと先端科学技術など経済安保の分野で両国が随時疎通しながら協力していくことで一致した」と付け加えた。
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