共同記者会見で発言するバイデン氏=21日、ソウル(聯合ニュース)
共同記者会見で発言するバイデン氏=21日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と米国のバイデン大統領は21日、ソウルで初の首脳会談を行った。バイデン大統領は会談後に開いた共同記者会見で、韓日関係について、「韓米日が経済、軍事的に緊密な関係を維持することに大変重要だ」として、「尹大統領とその懸案を議論したし、日本でも議論する予定」と述べた。 バイデン大統領は韓国訪問後、日本を訪れる。 同大統領は「貿易障壁を解決する方法があると思う。われわれはこの問題を深く検討している。一部の貿易障壁は私の前任者が導入した」と述べた。だが、どのような貿易障壁を意味するかについては言及しなかった。韓日関係は韓国大法院(最高裁)の強制徴用判決などに対する事実上の報復措置として日本が2019年7月に対韓輸出規制を強化して悪化した経緯がある。 バイデン大統領は「太平洋地域の民主主義国家は軍事だけでなく、経済、政治的に一層緊密に協力する必要を感じている」とし、「そのため、われわれは(韓米日の協力を)米国、日本、韓国だけでなくインド太平洋に拡大する必要についても議論した」と伝えた。 また、「民主主義と独裁国家の競争が深まると思う」として、「われわれは(韓米同盟が)域内だけでなくグローバルな同盟であることについて長時間議論した」と述べた。
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