21日、裁判所などによると、ソウル行政裁判所は前日、参与連帯が「執務室付近のデモ禁止処分効力を停止してほしい」とし、ソウル龍山警察署長を相手取って起こした執行停止申請に対し、一部引用決定を下した。
裁判所は集会およびデモに関する法律が定めた「大統領官邸100m以内のデモ禁止」について、龍山の執務室が大統領官邸に含まれないとした。ただし、裁判所は「デモの時間に申請人の意図を外れ公共秩序を傷つける突発した状況が起こるリスクを排除することは難しい」とし、三角地近隣の車道と龍山米8軍基地ゲートなどで進行される予定のデモに対しては、警察の禁止処分を維持した。
続けて裁判所は「申請人が意図したデモの目的を達成する利益に比べて、公共の福利に及ぼす悪影響がより大きくなる可能性が高い」と判断した。 このため、参与連帯は戦争記念館前の歩道と1車線だけでデモが可能となった。
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