同省はこの日、記者団に「韓国政府は福島原発処理水の海洋放出に賛成したことはない。一部の日本メディアが恣意的かつ主観的な報道をしたことに憂慮している」と明らかにした。
該当の報道は20日、韓国の政界を中心に広まり、与野党はこの問題をめぐって攻防を繰り広げた。
「ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は、福島原発処理水の放出に反対しない」と、野党の「共に民主党」がフェイスブックに同時多発的に掲載。与党の「国民の力」は、これを偽りの扇動だと批判した。
同省は「今後も国民の健康と安全を最優先に客観的で科学的な観点から安全であり、国際法と国際基準に符合する方式で処理水が処分されるよう、必要な対応に最善を尽くしていく。主要利害の当事国として今回のことに関連し、日韓両国間で意思疎通や協議を続けていきたい」と説明した。
一方、同省は「処理水と海洋環境に関するモニタリングの評価が重要だ。それだけに、わが国の研究機関も国際原子力機関(IAEA)のモニタリングに積極的に参加するなど、関連の活動を展開する予定」と明らかにした。
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