なぜか野菜・魚・肉を検査…中国の新型コロナ対策は「国家イメージを落とすもの」と台湾要人(画像提供:wowkorea)
なぜか野菜・魚・肉を検査…中国の新型コロナ対策は「国家イメージを落とすもの」と台湾要人(画像提供:wowkorea)
中国で新型コロナウイルス感染が拡大する中、台湾の駐フランス代表が中国を痛烈に批判して注目を浴びている。

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 駐フランス台湾代表処の呉志中(ウー・ジージョン)代表はフェイスブックで「フランス国営メディアによると、中国当局は感染防止の名目で民家に無断で立ち入り、家族を無理やり引き離している。そして、国民を閉じ込めているが、はしごを使って逃げる人も出ている。また、エビ、魚、サラダ、野菜や空港の滑走路などを消毒している。これらの現象は、中国のイメージを長期にわたり回復できないほど落としている」と発言した。

 中国政府は「ゼロコロナ政策」を続けているが、上海市でのロックダウン措置には多くの市民から不満の声が出ている。当局は「万が一のため」という名目で、民家に押し入って大量の消毒液をまいたり、冷蔵庫の食品をすべて廃棄するなど強硬的な対応を取っているという。これに対し、市民らは当局のスタッフが白い防護服を着ていることから、彼らを「白衛兵」と揶揄(やゆ)している。

 インターネット上では、当局の感染対策スタッフが市場の魚、肉、果物、水産物などを検査する様子を写した画像も出回っており、批判が集まっている。

 また、当局の高圧的な取り締まりに耐えかねて、はしごをかけて建物から脱出しようとする人や感染対策スタッフを攻撃する人々を映した動画も広く出回っている。
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