「ドナルド・トランプ前米大統領は在任当時『ロシア海軍の艦艇はカッコいい』とし『米海軍の艦艇はみすぼらしい』と卑下していた」という、マーク・エスパー前米国防相の証言が公開された。

8日(現地時間)米国の政治専門紙“ザ・ヒル(The Hill)”によると、エスパー前国防相は今月10日に出版される回顧録 “A Sacred Oath(聖なる誓い)”で「トランプ前大統領は、海軍の艦艇に対して一種の美学をもっていた」として、先の逸話を紹介した。

エスパー前国防相は「トランプ前大統領は『ロシアとイタリアの艦艇は、カッコよく精錬されている』とし『米国の海軍艦艇はみすぼらしい』と、幾度も不満をもらしていた」と伝えた。

それに対しエスパー前国防相は「われわれの船は、美人コンテストではなく戦って勝つために作られた。我々は見た目より機能を重要視する」と語ったが、トランプ前大統領は満足していないようだったという。

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