全国障害者差別撤廃連帯、“大統領執務室”近くの駅でデモ…列車20分遅延=韓国(画像提供:wowkorea)
全国障害者差別撤廃連帯、“大統領執務室”近くの駅でデモ…列車20分遅延=韓国(画像提供:wowkorea)
障害者権利予算の保障などを求めて地下鉄デモ中の全国障害者差別撤廃連帯(全障連)が6日、ソウル地下鉄4号線サムガクチ(三角地)駅に場所を移してデモを行った。就任が差し迫ったユン・ソギョル(尹錫悦)次期大統領の執務室がヨンサン(龍山)に移転するという点を考慮したもので、この過程で列車運行が20分間遅れた。

 全障連は同日午前8時、4号線スクテイック(淑大入口)駅方面三角地域1-1乗り場で這って地下鉄に搭乗するデモと剃髪式を行った。全障連はこれまで、大統領職引継ぎ委員会があるチョンノグ(鍾路区)トンウィドン(通義洞)近くの3号線キョンボククン(景福宮)駅で剃髪式とデモを行ってきたが、同日、引継ぎ委が活動を終えて、大統領執務室が新たに建設される国防部庁舍近くの地下鉄4号線三角地域にデモ場所を移した。

 パク・ギョンソク全障連常任共同代表は「企画財政部が障害者権利予算を2023年度予算ガイドラインに反映することを促す」とし、「チュ・ギョンホ企画財政部長官内定者が予算を反映しなければ、再び出勤途中の地下鉄闘争を進行する」と述べた。

 パク常任共同代表は列車の中で「障害者生涯教育法を制定せよ」などの文句が書かれた缶を持って床を這った。列車に乗って移動する過程の間、パク常任共同代表はマイクを通じて出勤途中の市民を相手に障害者権利保障を訴えた。

 列車の中で彼は「障害者は賎民ではなく大韓民国国民だ。非障害者はすべての交通手段を便利に利用するが、私たちはそうできないのか」とし、「地下鉄行進で時間が多少遅れる点をご理解いただきたい」と述べた。

 全障連はこの日午前、4号線三角地駅~ハンソンデイック(漢城大入口駅)~ヘファ(恵化)駅区間でデモを続ける予定だ。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 2