中国の遼寧艦の空母船団が長崎付近で“武力デモ”=韓国報道(画像提供:wowkorea)
中国の遼寧艦の空母船団が長崎付近で“武力デモ”=韓国報道(画像提供:wowkorea)
中国が空母戦団を動員して台湾、日本に近い東シナ海で武力デモを行った。

 今月3日、中国官営メディアの環球時報によると、防衛省が今月1日に長崎県の西方350キロの海上で中国空母遼寧(りょうねい)艦を含む計8隻の船団を発見したと明らかにした。

 船団には駆逐艦の濫觴戦とミサイル駆逐艦4隻、ミサイル護衛艦2隻と補給艦などが含まれた。

 環球時報は特に、遼寧艦の最近の西太平洋演習の際、「055型駆逐艦」である濫觴艦が数回にわたって船団に含まれた事実に注目した。

 機動性と偵察および早期警報能力に加え、編隊指揮・統制能力まで備えた濫觴艦の加勢で、遼寧艦空母船団の全体的な作戦能力が大幅に向上すると同メディアは専門家引用形式で見込んだ。

 中国の空母船団が東シナ海に現れるのは、最近、台湾周辺で起きている米中葛藤の延長線上と解説される。

 これに先立ち、米軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦であるサンプソン(DDG-102)が先月26日に台湾海峡を通過すると、中国人民解放軍東部戦区は台湾独立勢力に誤った信号を与えかねない挑発と見なし反発した。
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