「検捜完剥」、検察庁法改正案が国会本会議で可決=韓国(画像提供:wowkorea)
「検捜完剥」、検察庁法改正案が国会本会議で可決=韓国(画像提供:wowkorea)
共に民主党が推進するいわゆる「検捜完剥(検察捜査権の完全剥奪)」立法の1つである検察庁法改正案が30日、国会本会議で成立した。

国会はこの日の午後、本会議を開き、検察の捜査対象犯罪をこれまでの6大犯罪から腐敗・経済犯罪の2つに縮小する内容の検察庁法改正案を議決した。

法案は賛成172人、反対3人、棄権2人で可決された。国民の力の議員たちは強く反発し、表決には参加しなかった。一部議員は起立し「検捜完剥に反対する」などのスローガンを叫びながら票決強行を阻止した。

改正案は27日の本会議で上程された。国民の力はこれを阻止するため、フィリバスター(無制限討論)に乗り出したが、共に民主党が会期を細かく分ける‘サラミ戦術’で対応したことで、この日午前0時の会期終了と共に討論も終結した。

続いて、パク・ビョンソク(朴炳錫)国会議長は臨時会期を4月30日の1日に短縮する内容の臨時会期決定の件を上程し、在席175人のうち、賛成169人、反対3人、棄権3人で可決された。

共に民主党はもう1つの検捜完剥法案である‘刑事訴訟法改正案’も近く上程する予定である。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 83