ロシア、国連事務総長滞在中のキーウを攻撃、侮辱行為にあたるか(画像提供:wowkorea)
ロシア、国連事務総長滞在中のキーウを攻撃、侮辱行為にあたるか(画像提供:wowkorea)
国連事務総長がウクライナの首都キーウ訪問中にロシアがミサイルを攻撃したのは、国連と西側陣営を侮辱したものだという主張がウクライナから出た。

29日(現地時間)、AP通信などによると、キーウ市長は「今回の攻撃はプーチン大統領がグテーレス総長に『中指を立てた』」と批判した。

ロシアは28日、グテーレス国連事務総長が訪問しているキーウにミサイル攻撃を加えた。ゼレンスキー大統領は同日公開した映像で「グテーレス総長との会談が終わった直後、ロシアのミサイルが都市に5発飛来した」とし「ロシア指導部は国連とその組織が代表するすべてを侮辱しようとしている」と力説した。

ロシアのミサイル攻撃は、ゼレンスキー大統領とグテーレス事務総長の会談が終わってわずか1時間で行われたという。ロシアがキーウに対する攻撃を強行したのは今月初め、北部地域から退却し、東南部地域に戦力集中を始めて以来初めてだ。今回の攻撃で1人が死亡し、10人が負傷した。

グテーレス総長側の報道官は「事務総長はロシアの攻撃が自分を侮辱しようとしたのではないと受け入れた」と述べた。国連側は「今回の攻撃はウクライナでの戦争を続けることを望む勢力があるというもう一つの信号だ」とし「戦争が終焉するよう努力したい」と明らかにした。
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