「セルカ棒なしでセルカを」…スナップ、ドローンカメラ「ピクシー」を公開(画像提供:wowkorea)
「セルカ棒なしでセルカを」…スナップ、ドローンカメラ「ピクシー」を公開(画像提供:wowkorea)
スナップチャット開発会社であるスナップが、ドローンカメラ「ピクシー(Pixy)」を披露した。2016年AR(拡張現実)グラス「スペクタクル」以来、6年ぶりに発売した新製品だ。

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 28日(現地時間)、ニューヨークタイムズ(NYT)など主要外国メディアによると、スナップは開発者や広告主のためのイベントであるスナップパートナーサミットで、自撮り棒なしでも自撮りができるドローンカメラ「ピクシー」を公開した。

 ピクシーはドローンを利用した他の機器とは違って、アプリでは操作しない。利用者がピクシーを手のひらの上に置いた後、本体に付いているダイヤルを操作して「フライトモード」を選択すると、ピクシーが利用者を認識して写真や動画を撮影する。撮影された写真と動画は利用者の個別スナップチャットドライブに自動保存される。

 ピクシーは229.99ドルで販売され、追加バッテリーは19.99である。デュアルバッテリー充電器は49.99ドルに販売される。スナップは米国とフランスで在庫切れになるまでピクシーを販売する予定だ。

 スナップは2020年アマゾンが発売した保安カメラ「リング・オールウェイズ・ホーム・カム」との差別性を強調した。リング・オールウェイズ・ホーム・カムは、セキュリティ目的で自宅周辺を飛び回りながら映像を撮影する機器で、公開直後からプライバシー侵害を巡る議論が起きた。スナップの最高経営責任者(CEO)のエバン・スピゲル氏は、ピクシーについて「明るい黄色で、録画照明やエンジン音がはっきりしているため、プライバシーの問題は生じない」と主張した。

 一方、ピクシーはスナップが発売した初のIT機器ではない。スナップは6年前、ARグラス「スペクタクル」を披露したが、成果は良くなかった。 昨年、スナップは現実をARフィルターを通じて見られる「スペクタクル新バージョン」を発売した。スナップは2021年6月以降、人々がARショッピングのために自社製品を利用した回数は50億回以上だと明らかにした。
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