「600億ウォン横領」ウリィ銀行職員、明日令状実質審査=韓国(画像提供:wowkorea)
「600億ウォン横領」ウリィ銀行職員、明日令状実質審査=韓国(画像提供:wowkorea)
会社の金600億ウォン(約62億円)を横領した疑いで緊急逮捕された韓国大手銀行「ウリィ銀行」職員に対する拘束前被疑者尋問(令状実質審査)が、30日開かれる。

29日、法曹界によるとソウル中央地法は30日午後2時頃、特定経済犯罪の加重処罰などに関する法律(特経法)上、横領の疑いを受けるウリィ銀行職員A氏に対する令状実質審査を行う。先立ってソウル南大門警察署がこの日午後、A氏に対する拘束令状を申請した。

ウリィ銀行企業改善部に勤務していたA氏は、旧デウ(大宇)エレクトロニクス売却過程で、イラン企業が支払った契約金の一部など、会社の金614億ウォン(約62億円)を2012年から2018年までの3回にわたり、引き出していた疑いを受けている。

A氏は調査過程で疑惑をほとんど認め、横領額の一部は、高リスクデリバティブ(金融派生商品)に投資したと伝えられた。警察は、A氏の具体的な犯行経緯と引き出された金の使用先などを調査中だ。

警察は、犯行に加担したと疑われるA氏の弟も、前日の特経法上横領容疑で緊急逮捕した。 A氏の弟は、前日午前2時頃に警察署を訪れたが、すべての陳述を拒否し、帰宅措置がとられていたが、調査を再開するために再出席したところ、緊急逮捕された。 A氏の弟は銀行職員ではないと把握されている。
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