全障連による地下鉄デモ2日目…ソウル地下鉄3号線が遅延(画像提供:wowkorea)
全障連による地下鉄デモ2日目…ソウル地下鉄3号線が遅延(画像提供:wowkorea)
22日ソウル地下鉄3号線のキョンボックン(景福宮)駅は再び修羅場となった。全国障害者差別撤廃連帯(全障連)が大統領職引継委員会の障害者対策が不十分だとし、出勤時間帯の地下鉄デモを開始すると、デモ参加者、デモを止めようとする警察、これを取材しようとする取材陣らが一気にあふれ大騒ぎとなった。

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全障連はきょう、ソウル地下鉄3号線の景福宮駅でデモを実施した。全障連のパク・キョンソク代表が車いすから下り、床を這って地下鉄に乗車した。パク代表は車内の床に伏せ、「障害者の生涯教育施設を国費支援せよ」などと書かれたステッカーを1枚ずつ床に貼り、両腕を使って前に進んだ。景福宮駅から始まった地下鉄デモはアングク(安国)→チョンノ3ガ(鍾路3街)→ウルチロ3ガ(乙支路3街)→チュンムロ(忠武路)を経て、トンデムンイプク(東大門入口)まで続いた。途中で地下鉄を乗り降りしながら、パク代表の地下鉄デモは約1時間行われた。

これによりソウル地下鉄3号線は運行が多少遅延した。ソウル交通公社は、「障害者団体による地下鉄運行を妨害するデモが実施されている」とし、「3号線の地下鉄運行が相当時間遅延する可能性があるため、これを参考に地下鉄を利用してほしい」と案内した。警察は、「意図的な地下鉄の運行妨害は鉄道安全法違反などで追って法的措置をとる」とし、「迅速に下車してほしい」と警告した。するとパク代表は、「警告は聞いた」とし、「21年間保障を受けられなかった障害者に対する権利を保障してほしい」と声を高めた。

パク代表は、「4月中のできるだけ早い時期に障害者生涯教育法が制定されるよう国会政治圏が協力してほしい」と訴えた。

また、「来月2日のチュ・ギョンホ(秋慶鎬)副首相兼企画財政部長官候補者の人事聴聞会の席で、障害者権利予算の反映が約束され、全障連の証人採択が実現されるならば、月曜日から出勤時間帯のデモをストップする」と強調した。
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