安哲秀、政権引継ぎ委員会委員長(画像提供:wowkorea)
安哲秀、政権引継ぎ委員会委員長(画像提供:wowkorea)
ユン・ソギョル(尹錫悦)次期大統領とアン・チョルス(安哲秀)政権引継ぎ委員会委員長が14日、晩餐会を開いた。安委員長がこの日の日程をすべて取り消し、進退についての悩んでいるのではないかという観測が出ており、この日の会談で‘共同政府’をめぐる双方の葛藤が収拾されるか注目される。

双方の関係者によると、2人はソウル市カンナム(江南)区の某所で夕食を共にした。同席した尹次期大統領側のチャン・ジェウォン(張濟元)秘書室長は「尹錫悦政府の成功のため、完全に1つになることにした。(夕食の席は)笑いに満ち、国民が心配することもなく、『共同政府は少しも動揺することなく、手を取り合っていこう』と述べた」と伝えた。

尹次期大統領の内閣人選をめぐっては、安委員長がこの日予定されていた日程をすべて取り消した。国民の力のペ・ヒョンジン報道官はこの日、ソウル市チョンノ(鍾路)区トンウィドン(通義洞)の引継ぎ委員会定例ブリーフィングを通じて「引継ぎ委員会での短い時間の間、新しい大韓民国5年の重要性について、安委員長が特に苦心されると思う。最後まで責任を果たしてくださると期待している。我々もまた、たくさん疎通したい」と伝えた。

安委員長は、人選が引継ぎ委員会と議論されずに発表されたとして、公に抗議している。安委員長は12日、ソウル市鍾路区のソウル地方警察庁総合状況室を訪問した後、記者団に対し「10日に発表された尹錫悦次期大統領の第1次内閣人選については助言をしたかったが、そのような過程はなかった。新政権の青写真をきちんと実行に移せる能力のある方たち推薦したが、人事は尹次期大統領の役割ではないか」と述べた。

11日、安委員長の別の側近であるイ・テギュ(李泰珪)国民の党議員も引継ぎ委員職を辞任すると明らかにした。当時、尹次期大統領側は「李議員の辞任はメディアを通じて知った」と述べている。

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