ロシア攻撃、ウクライナ全土で学校211校が半壊＝韓国報道

ロシアによるウクライナ侵攻で、ウクライナ全土の学校211校が半壊したと報じられた。

　韓国メディア「Newsis」は7日、現地報道を引用しウクライナのセルヒー・シュカーレット教育科学長官は「現時点で、ウクライナ全土211校の学校が完全に破壊、または半壊された」と発表。

　また、シュカーレット長官は「被害規模は持続的に増加しており、今後より深刻な状況になると予想している」と明かした。

　ウクライナ教育科学省は、ロシアの民間人の対象として犯罪を記録するため、ウクライナ内の教育施設に関連する被害状況を地図で表示。この地図は、ウクライナ教育科学省の管理のもと、教育施設の被害規模と共にに教育施設の機能を表示し、テーマ別または特定指標別に整理している。

　ロシアによる侵攻が開始された後、首都キエフと南東部マリウポリなど密集地域に対するロシア軍の攻撃が続いている。特に、ロシアが主要都市を占領するために無差別砲撃を加えながら民間施設を破壊し、民間人の死傷者も続出していると伝えられた。