IOCのバッハ会長は「今回の北京五輪は非常に成功的だった」と語った(画像提供:wowkorea)
IOCのバッハ会長は「今回の北京五輪は非常に成功的だった」と語った(画像提供:wowkorea)
IOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長が「今回の北京冬季オリンピックは非常に成功的だった」と語っている中、今回の五輪でリュージュ2冠に輝いた選手が「もう中国には行かない」と語った。

香港の日刊紙“明報”が19日、ドイツの国際公共放送“ドイチェ・ヴェレ(DW)”から引用した内容によると、北京五輪でリュージュ2冠に輝いたドイツのナタリー・ ガイゼンベルガー選手は、ドイツに帰国した後のインタビューで「IOCが中国に、冬季オリンピック開催の権限を与えたことは理解できない」と語った。つづけて「選手たちは、そのような状況に直面すれば無力な場合が多い」と吐露した。

この選手は「人権問題を含めた懸念により、北京五輪への参加について長い間ためらっていた」とし「中国の人権問題により金メダルの夢をあきらめることはできず、家族も私の夢のために多くの支援をしてくれたので、競技のために中国に行き私の任務を完遂することにした」と説明した。

また「対話を準備する間は、そのような問題を考えないように努力した」とし「家に戻ってきたので、もう中国には行かないだろう」と強調した。

今回の五輪で2つの金メダルを獲得したスウェーデンのスピードスケート選手のニルス・ファンデルプール氏も、帰国直後のインタビューで「中国のように人権を露骨に侵害する国に、オリンピックを許可したIOCは極めて無責任だ」と批判したと、英字紙“台湾ニュース”などが報道した。

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