オミクロン株が優勢に 「旧正月連休で感染者増」予測=韓国(画像提供:wowkorea)
オミクロン株が優勢に 「旧正月連休で感染者増」予測=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国では、新型コロナウイルスのオミクロン株が5週間ぶりに検出率80%を超え、優勢となったことが分かった。旧正月連休によって新型コロナ感染者が急増するだろうと予測されている。

一方で、オミクロン株が優勢となったものの重症化率は0.42%、致命率は0.15%で、デルタ株に比べると明らかに低いこともわかっている。

31日、韓国中央防疫対策本部によると、オミクロン株の検出率は昨年12月第5週の4.0%から1月第3週には50.3%と高まっており、1月第4週には80.0%にまで迫っている。

日常回復支援委員会防疫医療分科委員会は、オミクロン株が優勢になることによって感染者数が増加、入院率は高まったが、重病患者や死亡者は増えておらず、防疫対応の余力を残していると評価した。また、オミクロン株の低い重症化率を考慮した医療対応体系への転換と評価が必要だと提起した。

特に委員会は、感染の高リスク群を中心に検査体制を転換して、一般医療体系で新型コロナウイルスの診断と治療が並行できるようにすること、また、学校の対面教育持続に向けた子どものワクチン接種のための対応が必要だと強調した。

防疫当局は、旧正月連休中の感染者はさらに急増するものと予測しており、オミクロン株への対応戦略を速やかに進めたいと明らかにした。
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