韓国与党から候補の李在明氏、ナイキの広告で「統合イメージ」を強調…「大韓民国は分裂の時代を終えて一つの私たちに」(画像提供:wowkorea)
韓国与党から候補の李在明氏、ナイキの広告で「統合イメージ」を強調…「大韓民国は分裂の時代を終えて一つの私たちに」(画像提供:wowkorea)
韓国与党・共に民主党からの大統領選候補となるイ・ジェミョン(李在明)氏は31日、話題になった「共にする時、我々は強くなる」というメッセージの込められたナイキの広告をSNSで共有した。

 イ候補は「我々は一人ではない。共にする時“我々”は強くなる」とコメント。大統領選挙を30日ほどに控えた旧正月連休(1月31日から2月2日)に「統合大統領」のイメージを強調していくとみられる。

 イ候補はこの日、自身のFacebookにナイキの広告を掲載し「広告が投げかけたメッセージの力もあるが、何より、人種や性別、生涯を超えて一つの私たちになる過程を数多くの動画で追った驚くような編集が大きな響きを残している」と述べた。

 続けて「世代の葛藤から、性別の葛藤、地域の葛藤まで我々を隔て分かつ多くの葛藤を超えて、一つの私たちを作るということがどれほど難しいことなのか、またどれほど激しい努力が伴われるべきことなのかを自問してみる。困難なことだが難しいと言ってあきらめたら、少年工イ・ジェミョンが集権与党大統領候補としてここまで上がってこられなかっただろう」と説明。

 さらに「一度も平たんな過程はなく、一度も簡単な戦いはなかった。がむしゃらに全力を尽くして一瞬一瞬を過ごしてきた」と振り返った。

 また「改革というのは常に抵抗が伴い、より効果的な改革であるほど既得権の抵抗はさらに強くなるものだ。『強いものを押さえ、弱いものを助ける』という抑強扶弱の価値を守るために果てしなく戦わなければならない」と説明した。

 イ候補は続けて「それでも引き下がれない理由は、これ以上、私一人だけの旅ではないからだ。共に手を握ってくださる国民、一緒に泣いてくださる支持者、時に不当な雨に打たれて物足りない私のせいで厳しい批判に直面しても黙々と抑強扶弱の世の中を作るために心在を共にして集まってくださる同志たちがそばにいる。だから我々がより強くなると信じていられる」と強調。

 同時に「愛する同志の皆さん、尊敬する国民の皆さん、大韓民国はこれから分裂の時代を終え、必ず一つの私たちにならなければならない。我々は一人ではない。共にする時、我々は強くなる」と訴えかけた。

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