韓国のチャメ(マクワウリ)、輸出額4年間で年平均1.8%減「認知度が低いため」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国のチャメ(マクワウリ)、輸出額4年間で年平均1.8%減「認知度が低いため」=韓国(画像提供:wowkorea)
“コリアンメロン”と呼ばれる韓国産チャメ(マクワウリ)の輸出規模が過去4年間、減少傾向であるとがわかった。これは認知度が低いためで、積極的な広報が必要だという指摘だ。

 31日、韓国農水産食品流通公社が運営する農産物輸出情報(KATI)によると2020年基準、チェメの輸出額は369万4000ドル(約4億円)と集計された。これは直前年度の465万7000ドルより20.7%減少したものだ。

 チャメの輸出額は2016年の396万8000ドルから2年連続減少した後、2019年に増加したが、2020年にはさらに大幅に減少した。4年間で年平均1.8%ずつ輸出額が減少したのだ。

 2020年に韓国産チャメを最も多く買い入れた国は香港で、輸出額の割合が全体の43.8%に達した。

 KATIは「香港でチャメは異色メロンの一種と認識される」とし「流通先は韓国人のスーパーに限られ、主に現地人ではなく香港在住の韓国人を対象に販売される」と説明した。

 チャメの輸出比重2位の日本(28.9%)でもチャメに対する認知度が低いほうだ。スーパーなどオフライン流通先でチャメを売るときは品種と摂取方法を紹介する案内文を掲載するほどだという。

 KATIは「韓流への関心度が高い一部消費者がチャメを韓国の“特産物”または”代表的な夏の果物”として紹介したりしている」と伝えた。

 このように多くの外国人にはなじみが少ないが、「コリアンメロン」とも呼ばれるチャメは独特の味と形からどの市場でも競争力があるとKATIは強調した。


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