昨年のオンライン授業時間、コロナ発生直前に比べ22倍増=韓国(画像提供:wowkorea)
昨年のオンライン授業時間、コロナ発生直前に比べ22倍増=韓国(画像提供:wowkorea)
昨年、韓国でオンライン授業時間が新型コロナウイルス発生直前の2019年より約22倍増加したという調査結果が出た。

 31日、教育ソリューション提供企業PPLINK がオンラインコミュニケーションソリューション「pagecall」利用者を分析した結果、過去1年間にpagecallを使用するオンライン教育サービス企業で行われた授業時間の合計は約3500万分であることがわかった。これは2019年の160万分より約22倍増えた数値だ。

 オンライン授業時間が増えたと同時に、pagecallを使用するオンライン教育サービス企業も2019年より15倍増えた。PPLINKは現在、オンライン教育企業にソリューションを提供している。

 PPLINKの関係者はオンライン授業時間が増加したことについて「新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックがオンライン新学期と授業から私教育分野まで変化をもたらした。今後こうした変化は、急速に進むだろう」と予想した。続けて「インターネット、スマートデバイスなどソフトウェアの教育提供者と学習者がリアルタイムでコミュニケーションできるようになり、オンライン・オフライン間の境界を崩した」と分析した。

 個人教習の時間も、オンライン授業が多くなるにつれて短くなったことがわかった。従来のオフライン個人教習時間は2時間がほとんどだったが、オンラインではその半分の60分授業が最も多くなった。これについてPPLINKの関係者は「オフライン教習の場合、講師の移動時間などを考慮して2時間の授業で行われた」とし「一方、オンライン教育は生徒の集中力が最も維持される時間を考慮して既存の授業より1時間短く行っている」と説明した。

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