韓国・亀尾「3歳女児死亡事件」実母、控訴審も懲役8年(画像提供:wowkorea)
韓国・亀尾「3歳女児死亡事件」実母、控訴審も懲役8年(画像提供:wowkorea)
昨年初め、キョンサンプクド(慶尚北道)クミ(亀尾)市のあるマンションで遺体となって発見された3歳女児事件で、実母であることがわかったソク被告(49)に、控訴審でも重刑が言い渡された。

 テグ(大邱)地裁は26日、未成年者略取・誘引などの疑いで拘束起訴されたソク被告に対する控訴審で、被告人と検事の控訴をすべて棄却した。

 ソク被告は一審で懲役8年を言い渡されていたが控訴した。

 控訴審の裁判部は「遺伝子鑑定は事実認定において相当な拘束力を持つものであり、3回の遺伝子鑑定の結果などを見ると、死亡した子供と被告人の間に実母・親子関係が成立するとみられる」と判断した。

 続けて「子供の血液型など出生前後のすべての状況を総合すると原審同様に、被告人が2018年3月31日~4月1日に自分が産んだ被害女児と実娘が産んだ娘をすり替えたことが認められる」と述べた。

 また、「被告人が遺体遺棄未遂など一部の容疑については認めた点、初犯である点、犯行経緯に酌量すべき事情がある点などを総合すると、原審が宣告した刑は不当ではない」と付け加えた。

 ソク被告は2018年3月末から4月初めにかけて、亀尾の産婦人科医院で、実娘のキム某氏が出産した子供を、自分がひそかに出産した子供とすり替えてどこかに隠した容疑で裁判にかけられた。

 3歳女児が死亡した事実を警察に通報する前日の2月9日、キム氏が住んでいたマンションで子供の遺体を埋葬するため、箱に入れて移そうとした疑いももたれている。

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