文大統領の旧正月ギフト　日本大使に続き特派員も返送表明

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領が旧正月（今年は２月１日）を前に贈ったギフトの箱に独島の絵が描かれているという理由で、相星孝一・駐韓日本大使が受け取りを拒否したのに続き、韓国に駐在する日本メディアの特派員もギフトを返送する意向を示したことが分かった。青瓦台（大統領府）関係者が２５日、明らかにした。　聯合ニュースの電話取材に応じた同関係者は、ギフトが実際に返送されたかどうか、返送の意向を示した特派員の人数などは明らかにできないと説明した。　ギフトは各地域を代表する特産品で構成され、新型コロナウイルスへの対応に当たっている医療従事者をはじめ各分野で活躍する国民や各界関係者、各国大使らに贈られた。　在韓日本大使館は、青瓦台が文大統領夫妻の名前で相星氏宛てに贈ったギフトを２１日に送り返し、韓国政府に対し、独島が日本固有の領土だと主張した。