北朝鮮の外務省、日本の敵基地攻撃能力保有推進を非難「軽挙妄動すべきではない」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
北朝鮮の外務省、日本の敵基地攻撃能力保有推進を非難「軽挙妄動すべきではない」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
北朝鮮外務省が敵基地攻撃能力を保有しようとする日本の動きに対して「彼らが起こした侵略戦争がもたらした悲惨な惨敗に対してはっきりと振り返り、軽挙妄動してはならない」と非難した。

 北朝鮮外務省は23日(きょう)、日本研究所のキム・ジョンヒョク研究員名義の「日本の周辺脅威説は何を狙ったものなのか」というタイトルの文章でこのように主張した。

 北朝鮮外務省は「極めて危険なのは、日本がこの文書に敵基地攻撃能力の保有と防衛費の大幅増加、先制攻撃型武装装備の開発および購入を含めようとしていること」とし、「一言で日本の防衛戦略が攻撃戦略、侵略戦略に完全に変わるということに事態の厳重性がある」と指摘した。

 それとともに「日本が防衛戦略を見直そうとするのは、専守防衛の外見さえも振り捨てて、“大東亜共栄権”という昔の夢を必ず成し遂げようとする極めて危険な動きだ」と非難した。

 日本は攻撃を受けた場合にのみ最小限の防御だけをするという“専守防衛”を憲法上で規定している。しかし、攻撃を受ける前に敵基地を先制攻撃し、相手の攻撃能力を破壊するという敵基地の先制攻撃能力はこのような専守防衛の原則に反するという指摘がある。

 今月21日(現地時間)に開催された日米首脳間のテレビ会談で岸田文雄首相は国家安全保障戦略改正などを通して日本の防衛力を根本的に強化するという意思を伝え、米国のバイデン大統領はこれを歓迎したという。日本は特に北朝鮮のミサイル脅威のために敵基地への攻撃能力が必要だと主張している。

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