新型コロナ、オミクロン株感染広がる中、全国のスーパーやデパートでの防疫パスが解除=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナ、オミクロン株感染広がる中、全国のスーパーやデパートでの防疫パスが解除=韓国(画像提供:wowkorea)
実施直後、至る所から反発が出ていたコロナ防疫パスが、紆余曲折の末、デパートやスーパーなどで解除された最初の週末を迎える。旧正月連休を控え、オミクロン株が優勢になるという懸念が大きい状況で、防疫パス関連の法廷攻防なども続く見通しだ。

中央防疫対策本部によると、21日午前0時基準の新規コロナ感染者は6769人と集計された。これに先立ち、前日の感染者は6603人で、先月24日以降28日ぶりに再び6000人台に跳ね上がり、2日連続で6000人台を維持した。

政府はオミクロン株が優勢になると予想している。デルタ株と比較しても2~3倍程度の感染力が強いという特性を考慮すれば、感染者の爆発的増加とこれによる防疫、社会的距離確保の調整が行われる可能性も指摘されている。 政府は来週、一日の感染者数が7000人を超えると予想した。

今週、防疫パス問題は法的争いにまで拡大した。当初、本格的に適用される予定だった大型小売店とデパート対象の防疫パスが週末にソウル地域で解除され、地方との公平性をめぐる議論の末、18日からは地方でも姿を消した。

防疫パスの完全廃止を主張するデモなども週末に予告された。ワクチンパス反対国民訴訟連合などは22日午後、クァンファムン(光化門)広場で「防疫パスの全面廃止」を目標にデモを進める予定だ。

キム・ブギョム(金富謙)首相は21日、本会議を通じ「抗原検査を導入し、町の開業医を中心とした検査・治療体系転換をオミクロン感染が広がっている地域で適用する」と述べた。
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