ソウルの新規感染者数、3日連続増加傾向=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウルの新規感染者数、3日連続増加傾向=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル市では、新型コロナウイルスの新規感染者数が3日連続1000人超を記録している。一日の感染者数が約3000人を上回っていた先月中旬に比べると大幅に減少しているが、いたるところで感染経路不明の集団感染や海外流入による感染事例が相次いでいる。来週にはオミクロン株に置き変わるおそれがあり、より一層の注意が必要との指摘だ。

ソウル市によると、21日午前0時時点でのソウル地域の新規感染者数は1552人。これは前日の1362人より190人増、1週間前の937人より615人増の状況だ。

ソウルの一日の感染者数は、昨年11月から始まったウィズコロナ(段階的な日常回復)政策以降、急激に増加した。特に先月14日は3166人、15日は3056人で初めて3000人の大台を超え大流行となった。その後、ソーシャルディスタンス施策が強化されると減少傾向をみせている。今月に入ってからは4日に1410人を記録して以降は、1208人、1037人、993人、963人、781人、755人、1091人、978人など1000人前後の規模で感染者が発生している。

集団感染事例は落ち着きをみせている。この日新たに確認された主要集団感染事例は、室内体育施設17人、学習塾7人、飲食店6人、幼稚園4人などだった。感染経路を調査中の事例は844人で、前日517人に比べ327人増だった。

新型コロナウイルス感染による死亡者は直近24時間で5人が新たにわかっており、累積2122人となった。同日午前0時時点のソウルの累積感染者数は24万7475人、治療中の患者は4万2895人だ。
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