李俊錫、国民の力代表(画像提供:wowkorea)
李俊錫、国民の力代表(画像提供:wowkorea)
イ・ジュンソク(李俊錫)国民の力(野党第一党)代表は15日、「ユン・ソンニョル(尹錫悦)国民の力大統領選候補は世代対立を助長する」と主張したイ・ジェミョン(李在明)共に民主党(与党)大統領選候補に対し「本人が考えるジェンダー観と20代・30代のための公約や政策を出せばいいのに、どうしてこんなに言葉が多いのか」と皮肉った。

李俊錫代表はこの日、自身のフェイスブックに「フグでも食べたのか。編集に余念がないが、『ドットフェイス』の出演映像を見て、あえて申し上げたい」と述べた。

李俊錫代表はこれまでジェンダー問題を‘フグ料理’に例えてきた。これは、李在明候補が最近、フェミニズムユーチューブチャンネルのドットフェイスに出演したことを意味する発言と解釈される。李俊錫代表は9日にも尹候補の‘女性家族部の廃止’公約を批判した李在明候補に対し「ふぐ料理の資格がない方が周囲のこじれによってふぐの卵をひとさじ口に入れる過程」と皮肉った。

これに先立ち李在明候補はこの日の午前、自身のフェイスブックで「最近の選挙を見ると、いろいろと懸念される状況を目撃することになる。男女の葛藤、世代の葛藤をあおるのがそれだ」と尹候補と李俊錫代表を批判した。

李在明候補は「こうした選挙戦略はこれまで聞いたことも見たこともない。心の中ではそんな考えをしたとしても、口にできなかった政治、選挙でしてはいけないタブーのようなものだが、野党第一党の大統領候補と代表がこうした国民分裂的な言動を軽々と、また堂々と記事の見出しになるのは驚くべきことだ」と指摘した。

さらに「男女間の葛藤、世代間の葛藤の助長にはすべて共通点がある。世の中を黒と白にだけ分け、国民を2つに分けるという点で第2の地域主義に相違ない。お互いに対する憎悪をあおり、相手が持つ小さなものを奪うように扇動し、自身は裏で政治的に大きな利益を得る悪い政治の典型だ」と強調した。

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