韓国の新型コロナ新規感染者「4875人」…防疫措置は1月16日まで延長

2021年最後の31日午前0時基準の新型コロナウイルス新規感染者は4875人を記録した。

拡散の勢いは鈍化しているものの、キム・ブギョム（金富謙）首相は「恐ろしい伝播力を持ったオミクロン変異株が国内で本格的に拡散する前に、先制的にこれに備えるためには時間が必要だ」とし、現在の「社会的距離の確保」を来月16日まで2週間延長すると明らかにした。私的集まりは最大4人以下に、食堂・カフェの営業時間は午後9時に制限される。小商工人・自営業者の苦痛はさらに深まるものとみられる。百貨店と大型スーパーでは防疫パスが義務化される。

前日（30日）からオミクロン株の迅速確認が可能になったことで、感染者は296人増えた。入院中の重症者は1056人と、依然として高い数値を記録し、死亡者も108人（前日36人）と3桁に増加した。重症者病床の稼働率は全国で66.5%、首都圏で68.0%と安定している。

中央防疫対策本部によると、きょう午前0時基準の新規感染者は4875人と集計された。国内発生の感染者は4758人、海外流入の感染者は117人で、累積感染者は63万838人だ。

国内のオミクロン株感染者は海外流入186人、国内感染83人の296人が増え、累積894人を記録した。

入院中の重症者は1056人、死亡者は108人で、累積死亡者は5563人（致命率0.88%）だ。

全国の重症者専門病床（以下、30日午後5時基準）は1502床中999床（66.5%）が使用中だ。首都圏の重症者病床は996床中677床（68.0%）が稼働中だ。在宅治療の対象者は2万6695人だ。

新型コロナウイルス予防接種対応推進団は、新型コロナウイルスワクチンの新たな1次接種者は4万6646人で、累積4421万9648人、累積接種率は86.1%を記録したと明らかにした。新たに2次接種を終えた人は4万5494人で、累積4253万3516人、82.8%だ。新たな3次接種者は51万7087人で、累積1767万3599人、34.4%だ。