李候補はこの日、インチョン(仁川)市チュン(中)区にある黄海5島特別警備団を訪問し、あいさつの言葉を通じて「特に武力で抵抗を試みる行為については、不寛容の強硬対応が絶対に必要だと思う」とこのように述べた。
李候補は「私が今、見回りながら感じる点は外国の密漁船舶によってこんなに大規模な施設・人力・装備が運用され、予算が使われなければならないということに納得できない。周辺国家間の領土主権を尊重することは当然必要だが、他国の海域を侵犯して違法操業をするなら、韓国政府がどんな態度を取るのか一度考えてみる必要がある」と強調した。
続いて、違法漁業の取り締まりで殉職した海洋警察隊員にも言及し「今後は決してこのようなことが発生してはならない」と述べた。
李候補は「1~2年前ごろにインドネシアが外国の違法漁業行為にどのような措置を取り、その結果がどうだったかについてのニュースを見た。原則的に不寛容対応して拿捕と同時に沈没、撃沈させる措置を取り、90%近く違法操業が減ったと聞いた」と明らかにした。
韓中関係については「互いに協力的なパートナー、戦略的協力パートナーと表現されるほどとても重要な関係であることは明らかだ」としながらも「来年は中韓国交正常化30周年を迎えるが、両国の関係が対立的局面に突入するという点に対して懸念する声がかなりあるようだ」と述べた。
さらに「今後、互いを尊重して配慮し、また不必要な対立が発生しないようにする外交的努力はもっと必要だ」と説明した。
続いて「(原則的対応は)主権国家として当然取るべき行動であり、国民の安全と海洋警察隊員の生命保護のための不可避な自衛措置であることを認識してほしい」と主張した。
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