SKの崔泰源会長「バッテリーの投資額がこわくなるほど」、米国への半導体投資計画は「まだ」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
SKの崔泰源会長「バッテリーの投資額がこわくなるほど」、米国への半導体投資計画は「まだ」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
SKグループのチェ・テウォン(崔泰源)会長が、米国への半導体工場建設計画はないが、全体的な条件を精査していると話した。

崔会長は5日(現地時間)、「ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)」のインタビューで、米国の半導体工場建設について「市場が大きいが、問題は人材とコスト」と話した。また「ソフトウェア技術者は多いが生産のための技術者は少なく、工場を建てること自体がまったく新たな挑戦になる」と加えた。

サムスン電子が最近、米テキサス州タイラーに大規模半導体工場の建設を確定させ、競合であるSKハイニックスも米国に生産拠点を作るのではないかとの声が挙がっていた。

SKイノベーションの子会社でバッテリー事業を担当するSKオンは、米国フォードとの合弁会社ブルーオーバルSKを通じて、テネシー州とケンタッキー州に計129ギガワット(GWh)規模の工場を建設するため5兆1000億ウォンの投資を決めた。

崔会長は「バッテリー事業を始めてほぼ20年だが、いまだ損失を出しており、資本的支出(Capex)が莫大で、時折その数値がこわくなるほど。共同投資は設備投資への支出を減らす1つの手法」と述べた。

「WSJ」はSKグループが2021~2025年、半導体やバッテリー、エコ技術、バイオなどに400億ドル(USD)を投資する予定だと紹介した。

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