オミクロン株拡散の中、日本で「人種プロファイリング」事案?米大使館が「人種差別」注意報=韓国報道(画像提供:wowkorea)
オミクロン株拡散の中、日本で「人種プロファイリング」事案?米大使館が「人種差別」注意報=韓国報道(画像提供:wowkorea)
日本にある米国大使館は5日、日本の警察に「人種プロファイリング(レイシャル・プロファイリング)行為」が疑われると警告した。

 韓国メディア「news1」は6日、米メディア「ザ・ヒル」の記事を引用し、米大使館が「最近、外国人が日本の警察によって検問を受けている」とし、「数人は拘束されて尋問を受けたり、捜索されることもあった。人種プロファイリング事件が疑われる」と伝えた。

 また、大使館側は日本の警察に「米国人が万が一拘束される場合は、領事通報要請がなされなければならない」と強調した。

 大使館の警告メッセージは先月30日、日本がオミクロン株拡散を懸念して外国人の新規入国禁止措置を下した5日後に登場。news1は「該当メッセージは、日本の防疫措置がややもすると人種プロファイリングに発展する可能性に懸念を示していると解釈できる」と報じた。

 「人種プロファイリング(レイシャル・プロファイリング)」とは、主にアメリカ合衆国で警察によって故意にアフリカ系アメリカ人およびその他の有色民族を調査対象に絞って捜査を行う捜査技法。これは合衆国憲法に抵触するとされ、実際は禁止されている捜査手法であり、人種差別の観点から批判の声があがっている。
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