食堂や教会で感染拡大か…オミクロン感染者が3人増えて12人=韓国(画像提供:wowkorea)
食堂や教会で感染拡大か…オミクロン感染者が3人増えて12人=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国で、オミクロン感染者が3人増え、累積12人になった。

 5日、韓国メディアのニューシスによると、疾病管理庁の中央防疫対策本部が5日、午前0時時点でのオミクロン感染者は前日から3人増え、累積12人と発表した。

 累積感染者12人中4人は海外で感染した事例だ。国内感染者は、今回新たに追加された3人を含め計8人。追加で確認された3人はウズベキスタン出身の30代知人と食堂で接触したか、先月28日に仁川市の某教会で礼拝に参加した人たちと推定される。

 こうした中で、航空会社の海外路線が相次いで運行再開を延期した。

 5日、朝鮮ビズ紙によると、航空会社の海外路線が相次いで運行の再開を延期しているという。エアソウルは今月23日に予定されていた仁川~グアム路線の運航再開を来年1月29日に延期した。同社は既存の予約乗客を対象に航空券を変更し、払い戻し手数料を兔除する予定だ。ティーウェイ航空も来週、仁川~グアム路線の運航を中断し、今後の状況を見守る方針だ。

 済州航空は4日から今月16日までのグアム路線7便の運航をすべて中止した。先月25日、グアム路線の運航を再開した済州航空は、今月から週4回、グアム路線を運航する予定だった。ひとまず16日以降は週4回の運航を計画しているが、防疫状況によっては運航が縮小される可能性もある。現在仁川~グアム路線を週4回運航中のジンエアーは、今月8日と10日に運航を取り消し、週2回だけ運航することにした。

 オミクロン株の拡散が、各業界に影響を与えている中で、オミクロン株が風邪ウイルスの混種ではないか、という研究結果が出て注目を集めている。

 5日、韓国の毎日経済新聞によると、オミクロン株の高い波及力の原因をめぐり、風邪ウイルスから一部の遺伝子をもたらした混種である可能性があると、米研究陣が発表したという。

 4日(現地時間)、米ワシントン・ポストによると、米バイオメディカル情報分析会社のエンファレンス(Nference)研究陣は最近、オミクロン株の塩基序列分析結果が盛り込まれた論文を公開した。

 分析結果、オミクロン株はこれまでの新型コロナウィルスと違って、通常の風邪ウィルスから発見される遺伝子コードを持っていた。

 研究チームは、オミクロン株は新型コロナを起こす既存のコロナ系ウイルスだが、風邪を誘発するだけのHCoV-229Eウイルスに、同時に感染したもので、体内でこのような変化が起きた可能性があると推定した。
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