韓国ゲームビルが「カムツス・ホールディングス」へ、「シーズン3」へ新たな出発(画像提供:wowkorea)
韓国ゲームビルが「カムツス・ホールディングス」へ、「シーズン3」へ新たな出発(画像提供:wowkorea)
ゲームビルが30日、臨時株主総会を開催し、カムツス・ホールディングス(Com2uS Holdings)への社名変更を完了した。

ゲームビルの「シーズン1」が創業以降2000年台までのフィーチャー・フォン向けゲームだったとすれば、「シーズン2」は2010年以降のスマートフォンゲーム時代となる。この際、競合が増え、不振に陥った。カムツス・ホールディングスの看板を掲げる「シーズン3」は不振を振り払い、カムツスと共にブロックチェーン(分散型台帳)とメタバースを打ち出して新たなシーズンづくりに臨む。

ゲームビルはソン・ビョンジュン議長が2001年1月に設立したゲームメーカーだ。数十年間、最大のライバル関係にあったのがカムツスだが、両社は2010年以降、競合に押され勢いが低下した。2013年、ソン議長はカムツス買収の決断を下す。

ゲームビルが買収後、カムツスは世界的な人気作「サマナーズウォー」を輩出し、年間売上高5000億ウォン台の企業へと成長した。しかし今度はゲームビルが不振となってくる。このためソン議長が再度決断し、カムツスを中心とした新たな展開を構想したのが現在のカムツス・ホールディングスだ。

今後ゲームビルはブロックチェーンや非代替性トークン(NFT)ゲームのエコシステム造成を、カムツスは実生活と連動したメタバース構築を、それぞれ手掛けていく。


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